右側に立つ人は、左側の人を守ってあげたいという心理から、そちら側に立つのですが、カップルの場合も同じです。
自然に、知らず知らずに彼女の右側に立つ人は、彼女の事を守ってあげたいと思っているのです。
他にも、人間は左側に心臓があるため、自分の左側には安心できる人間・信頼できる人間しか立たせたくないようです。
これは、歴史の中で養われた男性の本能なのかもしれません。
そのため、女性が左側・男性が右側を歩くほうが落ち着くというカップルも多いです。
また、右脳と左脳の働きによる理由もあり、カップルが並んで歩きながら話をしている時、女性は右側から男性の声を聞きます。
この時、女性の右耳から入った男性の声は、情緒を司る左脳に響き、男性の左側から聞こえた女性の声は、理性を司る右脳に響くのです。
情緒豊かな女性に理性的な男性という、この形が恋を成就させる秘訣のようです。
恋愛映画でも、女性の右側に男性が立つ事が多いですし、社交ダンスでも、男性が右側に立つのが常識です。
居酒屋でもカフェでも、二人で座ろうと思うと、ほとんどの場合、向かい合って座ります。
実は、人は正面に座られると「緊張感」や「圧迫感」を感じるとされているのです。
そのため、出来れば並んで座るか、L字で座るかの方がいいのです。
その方が、緊張感や圧迫感を与える事がなく、話やすい雰囲気になる事ができるのです。
この座り方は、企業の商談や営業などにも活かされている方法で、契約に結び付きやすい座り方となっています。
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